トラックの過積載によって引き起こされるリスクについて
過積載とは、定められた最大積載量以上に荷物を積み、走行することです。
罰則が科せられるだけでなく、さまざまなリスクがあることをご存じでしょうか。
今回は、トラックの過積載によって引き起こされるリスクについて解説します。
▼トラックの過積載によって引き起こされるリスク
■制動距離が長くなる
過積載の状態でブレーキをかけると、荷物の重さにより進行方向へかかる力が大きくなり、制動距離が延びます。
そのため、いつも通りにブレーキを踏んでいても、想定以上に進んでしまい危険です。
追突や赤信号での交差点侵入・歩行者との接触など事故につながる可能性も高まってしまうでしょう。
■荷崩れが起きやすくなる
過積載の状態は、車両の重心が高く不安定になります。
カーブを曲がったりブレーキをかけたりする際に荷物が傾き、荷崩れが発生する可能性も高まります。
また荷崩れにより車両が横転すれば、積荷だけでなく周囲の車両や歩行者にも危険が及ぶこともあるでしょう。
■車両への負担によるコスト増
過積載による車両への負担は、車体の故障にもつながります。
業務がストップするだけでなく、買い替えや修理などに多くのコストが必要になってしまうでしょう。
▼まとめ
トラックの過積載によるリスクには、制動距離が長くなる・荷崩れが起きやすくなる・車両への負担によるコスト増などがあります。
罰則の対象でなるだけでなく、重大事故につながる可能性もあるため、積載量は必ず守りましょう。
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