トラックの巻き込み事故の原因
巻き込み事故とは、車が右左折する際にバイクや自転車・歩行者を巻き込むように接触する事故を指します。
このうちトラックによる巻き込み事故は、生命や財産に大きな影響を及ぼすため、原因を把握したうえで予防することが大切です。
今回は、トラックの巻き込み事故に多い原因について紹介します。
▼トラックの巻き込み事故の原因
■後方確認を怠る
後方確認が不十分だと、バイクや自転車・歩行者などを巻き込んでしまいます。
トラックは死角が多く、とくに並走していると完全に見えなくなる場合もあるため、十分に減速・確認を行ったうえで左折の動作に入りましょう。
■ウインカーを出すのが遅い
車がどちらに進むかを後続車に知らせるために、ウインカーは交差点の30m手前から出すことが定められています。
ウインカーを出すタイミングが遅いと、周囲の車両は「直進するもの」と思いスピードを緩めず、巻き込み事故が発生してしまうのです。
■内輪差の把握が不十分
トラックは車体の長さから、前輪と後輪の軌道に大きな差が生じます。
運転する車両の内輪差を把握し適切な左折を行わないと、縁石に乗り上げてしまったり巻き込み事故を起こしたりしやすくなるでしょう。
▼まとめ
トラックの巻き込み事故の原因は、後方確認を怠る・ウインカーを出すのが遅い・内輪差の把握が不十分なことなどが挙げられます。
車体の特性から死角が多いため、トラックの運転時には十分な注意が必要です。
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