トラックに搭載されているブレーキの種類とは
大量の荷物や重量があるものを運ぶトラックには、さまざまな種類のブレーキが搭載されてます。
機能や特徴が異なるため、運転する際は搭載されているブレーキの種類を確認しておくと安心です。
この記事では、トラックに搭載されているブレーキの種類について紹介します。
▼トラックに搭載されているブレーキの種類
■油圧式ブレーキ
ブレーキペダルを踏み込んだ際に発生した油圧を利用するため、油圧式ブレーキと呼ばれています。
油圧による制動力でブレーキ内部の機能を作動させ、トラックをして停止させるのが特徴です。
一般車にも搭載されており、制動力が小さいため主に小型トラックに使用されています。
■エアブレーキ
空気圧を利用して制動させる仕組みを持つものが、エアブレーキです。
ブレーキペダルとブレーキシステム内部に溜まった空気でホイールを押さえつけ、ブレーキをかけます。
制動力が強いため、中型・大型トラックに搭載されることが多いです。
■補助ブレーキ
大型トラックをしっかり制動させるために欠かせないのが、以下の3つに分けられる補助ブレーキです。
・排気ブレーキ…ブレーキ効果の少ないディーゼルエンジンの補助として装着される
・エンジンリターダー…エンジンシリンダー内部の排気圧を適切に保ちブレーキを効果を高める
・リターダー…磁石の力や作動油などを利用しプロペラシャフトの回転に対し抵抗を発生させる
補助ブレーキを活用することで、フットブレーキだけでは制御が難しい下り坂の走行もスムーズになります。
▼まとめ
トラックに搭載されているブレーキの種類には、油圧式ブレーキ・エアブレーキ・排気ブレーキなどがあります。
より安全に運転するためにも、種類や路面状況に合わせた方法でブレーキを使用しましょう。
『弘紗植物輸送株式会社』では、配送ドライバーの求人を行っております。
不安や疑問についてもきちんと解消できる環境を整えておりますので、お気軽にご応募ください。